大豆ミートは安全性の高い食品か?|からだに安心の大豆ミートを選ぼう

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大豆ミートは、大豆の油をしぼった残りをお肉の形に整形して作られた、大豆加工品です。
100%植物性食品とはいえ、人工的に作られたフェイクミート。使用している大豆や、製造方法などがわからないと、安全性に不安を覚えますよね。

というわけで

  • 大豆ミートの安全性が知りたい
  • からだに安心な大豆ミートはどれ?

という人は、参考にしてみてくださいね。

目次

大豆ミートの製造方法

まずは、大豆ミートはどうやって作られているのか確認してみましょう。

  1. 大豆を皮付きのまま、機械に入れて油を搾る⇒脱脂大豆粉
  2. 脱脂大豆粉を専用の機械で過熱・加圧し、タンパク質を繊維状にする⇒粒状大豆たんぱく
  3. 粒状大豆たんぱくをお肉のような、使いやすい形に整形。
  4. 乾燥・殺菌。

基本的にはこのような流れを経て、乾燥大豆ミートが出来上がります。
この後、加工済み食品に変身したり、レトルト用に変身したりします。

ここで気になる点が2つあります。

  • 製造工程において薬品が使われているかどうか
  • 使用される大豆の安全性(産地・遺伝子組み換えかどうか)

この点について考察してみます。

製造工程で使用されている薬品

丸大豆を粉状態にするため、油を絞りだす必要があるわけですが(工程①ね)、主に2つのやり方があります。

  1. 圧搾法
  2. 溶剤抽出法

①圧搾法

昔ながらの方法で、純粋に大豆を潰して油を絞ります。
潰すだけなので、余計な精製をしなくて済みます。そのため、栄養素や風味がそのまま残ります。安全性に問題はありません。

この方法の難点は、手間と時間がかかり、非常に効率が悪いこと。しかも、しっかり油を絞りきることができません。そもそも大豆は比較的油分が少ない(18~20%)ため、多くは次に説明する溶剤抽出法で油を絞ります。

②溶剤抽出法

大豆を潰して乾燥させ、主にヘキサンという薬品を使って油を絞ります。
ヘキサンを使うと、効率よく、しっかりと油を絞ることができるため、ほとんどの大豆ミートは溶剤抽出法で作られています。

このヘキサン…安全性はどうなの?と気になるところですよね。
ヘキサンは無色透明の液体で、ガソリンに多く含まれる溶剤です。主に印刷インクや接着剤などに使用されています。人体に有害で、吸入するとめまい・吐き気・頭痛などの症状が起こります。

そんなもの食べ物に使って、はたして大丈夫なのか?
ヘキサンを食品に利用する場合、使用用途は食用の油脂の抽出のみと限定されています。さらに製造の最終的に除去することを条件に、食品衛生法で使用が認められています

国が認めたから絶対安全かと言われれば、そうだと言い切れないところではあります。
個人的には、ヘキサンそのものは沸点68℃~70℃で除去されるため、加熱・加圧・乾燥をする大豆ミートに残留している可能性はないと思います。ただ、ヘキサンを使用した脱脂大豆は、余計な加熱工程があるので栄養素や風味が圧搾法に比べて落ちていると考えられます。

気になる人は気になると思いますので、より安全性を重視するなら圧搾法で作られた大豆ミートを選ぶと良いですね。

まとめ
  • 大豆ミートは安全性の高い方法で製造されている
  • 溶剤であるヘキサンが気になる場合は、圧搾法で作られた大豆ミートを選ぼう

大豆ミートに使用される大豆の安全性

使用されている大豆は、メーカーによって様々です。一概にどうというのは難しいところ。

なので、大豆の安全性を確認するには、次の2点を確認すると良いです。

  1. 遺伝子組み換え大豆かどうか
  2. 大豆を育てる過程で化学処理された肥料や農薬を使用しているかどうか

遺伝子組み換え大豆かどうか

賛否両論あると思いますが、遺伝子組み換え食品の安全性はグレーです。(つまり、わからない)

人体に影響があるのではないかという説もあるし、長い研究の経緯から人体への影響は極めて低いという説もあります。
ただ、心配なら手を出さないに越したことはありません。遺伝子組み換えかそうでないかは、含有量にもよりますが表示が義務化されています。

詳しい表示の基準については、消費者庁が説明してくれています。きっと、これを見たほうがわかりやすい。笑
遺伝子組み換え表示制度:消費者庁

購入するときは、確認してみてくださいね。

大豆を育てる過程で化学処理された肥料や農薬を使用しているかどうか

化学肥料や化学農薬は使用されていないほうが安心ですよね。
化学肥料や化学農薬を使用していない大豆ミートを選ぶポイントは、農林水産省の検査基準を満たしていると認める「有機JASマーク」があるかどうかです。

有機JASマーク
引用:農林水産省公式サイト

有機JASマークは、太陽と雲と植物をイメージしたマークです。農薬や化学肥料などの化学物質に頼らないことを基本として自然界の力で生産された食品を表しており、農産物、加工食品、飼料及び畜産物に付けられています。

引用:農林水産省公式サイト

有機JAS認定を受けるには、厳しい審査を受ける必要があります。主な審査基準には、以下のようなものがあります。

  • 種まきををする2年前以上前から、農作物を栽培する土に化学肥料・農薬などを使用していない。
  • 化学肥料・農薬などが農作物を栽培するための場所に飛来・流入しないように必要な措置を講じている。
  • 遺伝子組換えの種子・菌・苗を使用しない。
  • その農地で作られた、その土地の自然に由来する肥料分で土作りを行う。
  • 病害虫の防除には、基本的に化学的に合成された農薬に頼らない。

などなど

これは、認定されれば「基本的に自然界の力で生産されている」ということを国から保証されたということでもあります。
※基本的に、というところがミソです。条件付きで、有機JASに許容されている天然物由来の一部農薬・肥料を使用することが認められています。

安全性を重視するなら、国の厳しい審査基準をクリアした、有機JAS認定された大豆ミートを選ぶと良いでしょう。

こぶた

有機JAS認定を受けるには、大変なお金と手間がかかるんだとか。そのためか、有機JAS認定されている製品は、値段が少し高めだよね。

さかな

有機認定を受けていなくても、大豆や製法にこだわって作られている大豆ミートもあるから、ひとつの目安として考えるといいね。

安全性の高い大豆ミートとは

大豆ミートは、基本的には安全性の高い食品です。

ただ、より安全性の高い大豆ミートを選ぶなら、次の2点に注意して選んでみましょう。

  • 圧搾法で作られている
  • 有機JAS認定されている

この2つを満たす大豆ミートは、安全性が高いと言えるのではないでしょうか。
大豆ミートを選ぶときの、参考にしてみてくださいね。

参考:
大豆ミート製造機、今年夏を目途に完成|商品開発の研究を加速、「ツナ」など代替肉以外にも挑戦
脱脂大豆は大豆カスに非ず|FoodWatchJapan



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